東京昆虫館のブログ

日々の昆虫関係の出来事を綴っています

シカクマメ

今年、ベランダではもう1つのマメ科作物としてシカクマメも育てている。ナツメと同じ鉢に種を播き、光を奪い合わないように横へ誘導していった(撮影は9月13日、以下2枚も同じ)。

ササゲと違ってハモグリバエがほとんど寄生しないが、代わりにハダニが発生。やがて捕食者のハナカメムシも現れて、ほどほどの密度に抑え込まれたようで株そのものはわりと元気。

 

花の色はササゲよりも青みが強い。ササゲと異なり、花は午後になっても開いたまま。

 

花が落ちると、独特の形をした莢が姿を現す。ただし、莢まで育つのは今年は少なく、
蕾のうちに落ちてしまうものが多かった。さすがに暑すぎた?

ここから本日撮影分。暑さが落ち着いてきた頃から落花が減り、莢がそこそこ育つようになった。

 

中には2つの莢がついたものも。今週末には野菜炒めの材料になる予定。

 

 

 

ナツメ色づき始める

東京では記録的な長雨がようやく途絶えるとともに、季節は秋へ。ベランダのナツメもついに色づき始めた。

 

もっとも進んでいるのはこの実。

 

こちらはごく一部が赤くなっている。

 

まだ赤い部分が無くても、果実の充実とともに色が全体的に白っぽくなっている。

これからどのくらいで全体が赤くなるのか、楽しみだ。

三尺ササゲ

夏はインゲンを育てているが、ここ数年は暑すぎるせいか思うように収穫できないことが多かった。酷暑の夏でも栽培できる作物をということで、8月に三尺ササゲを播種。「暑さに非常に強い」という特性に偽りはなく、順調に育ってベランダの天井まで到達した。

いつの間にかハモグリバエも寄生したが、生育旺盛なのでまったく問題にならない。

 

花は薄い紫色でとても綺麗。早朝に咲き、9時頃には閉じてしまう。

 

花が落ちた後、莢がどんどん伸びる。

 

本日収穫した莢。三尺(約90センチ)とまではいかないが、例年育てているインゲンの2倍以上の長さ。この後、スープの具材のひとつとなった。

 

ナミアゲハ

1ヵ月前になるが、キンカンの若葉が大きく食われているのに気づいて撮影。実は数日前から若葉がなんとなく減っているのに気づいてはいて、何者の仕業かも見当がついていたものの、探す時間がなかったので放置していたもの。

 

この日、ようやくその姿を見つけることができた。真夏の日差しを避けているのか、葉の陰に隠れていた。

 

ナミアゲハ幼虫

この後、回収して近所の放置されたカラタチに移した。

 

しかし、同日に新たに卵を発見。一体、いつの間に飛んできたのか。

せっかくの機会なので、成長の様子を観察すべくそのままにしておく。

 

卵は無事に孵化し、すくすくと成長。水やりのたびにその姿を確認していたものの、体調不良や気力減退などで写真を撮ることはないまま、蛹になった。

 

そして8月27日朝、水やりのためにベランダに出たら、羽化した成虫が飛び立とうとしてもがいていた。体はもう十分に固まっていたようなので、撮影後にベランダの外へ放した。

 

枝に残された蛹の殻。また、卵を産みに来てくれるだろうか。

肥大中のナツメの実その2

前回の記事から約1ヶ月、10個の実は落果することなく生長を続けている。加えて、株の下の方に新たに花が咲き、2個の実がなった。これで計12個。
実の重さなのか光を求めているのか、徐々に傾いてきたので、支柱をつけた。

 

もっとも大きい実は長径3cmほどになった。肥大のペースは落ちているようだが、種子の形成や糖分の蓄積が進んでいると思いたい。

こちらは新たにできた2果のうちのひとつ。長径2cmほど。うっすら赤くなっており、ここで肥大は止まるのかどうか注目している。

 

実の形はよくみると少しずつ違っており、個性がある。

 

結実した枝は実の重さでしなっている。購入時についていたラベルの写真のように赤くなるのが待ち遠しい。

肥大中のナツメの実

開花後に受粉成功した実を確認してから約一ヶ月後の様子。かなりの数の実が1cm未満の大きさで落果してしまったものの、そこを乗り越えた実は順調に大きくなっている。

一番大きいものは長径2cmほど。

途中でしぼんでしまった実。前回の記事で結実の様子を撮影した枝も、残念ながらすべて落果してしまった。木そのものは乾燥に強いとはいえ、水が足りなくなると果実には真っ先に影響が出るようだ。これ以上の落果を防ぐべく、暑い日中を避けて夜に水をたっぷりやるようにしている。

 

奥多摩カミキリ目録2020年版(補遺)

 

源河正明, 2026. 奥多摩カミキリ目録2020年版(補遺). 月刊むし, (666): 32-37.

月刊むし8月号(カミキリ特集号)に「奥多摩カミキリ目録2020年版(補遺)」が掲載されました。目録以後に新たに記録されたのは10種。この他、2020年以降に出版された文献記録と、不覚にも目録収録漏れだった文献記録を収録。2000年以降の文献記録がないのは9種減で17種となりました。

これで2026年5月末までの文献記録はすべて網羅できたと思いたいものの、漏れや抜けはまだあるかもしれないという一抹の不安は残る(収録漏れの文献の項で挙げたような「記録収集者泣かせの報文」を見出せるか否かは運の要素が強い)。お気づきの点があればお知らせいただけると幸いです。