飼育しているヤマトオサムシダマシ幼虫が昼間でも土の表面を歩き回るようになった。これは、蛹化が近いというサイン。乾燥したサラサラの土では蛹室を作ることができないので、湿り気のある場所を求めて歩き回るからだ。
息子に手伝ってもらい、新しい黒土をふるいにかけて細かくする。百均で買った小物入れを埋めて、蛹室を作るための足場として使ってもらう。
そして、容器の片側だけ水を注ぎ、幼虫を放つ。土を均一に湿らせないのには狙いがあり、土の湿り気や固さが段階的に変わるようにして、幼虫自らが好みの条件の場所を選べるようにするため。
側面から見ると、注いだ水がどのように広がっているかがわかる。うまくいけば1か月半くらいで成虫が出てくるはず。