2頭の飼育を初めてから1年余り。10月頃から2回目の繁殖シーズンを迎え、土の上には常に卵が見える。
早く孵化した幼虫は中齢に育っており、容器の壁面に沿ってトンネルもみられる。
エサは変わらず米ぬかと鰹節。主に米ぬかは幼虫、鰹節は成虫が食べているようだ。
2頭の飼育を初めてから1年余り。10月頃から2回目の繁殖シーズンを迎え、土の上には常に卵が見える。
早く孵化した幼虫は中齢に育っており、容器の壁面に沿ってトンネルもみられる。
エサは変わらず米ぬかと鰹節。主に米ぬかは幼虫、鰹節は成虫が食べているようだ。
今日は昼に子どもたちを連れて母校の学園祭へ。腹ごしらえの後、本館2階の昆虫研究会の展示会場へ向かう。
小さな教室に所狭しと並ぶ標本箱とたくさんのお客さん。甲虫、蝶、蛾などいろいろな昆虫が展示されており、トンボの標本箱があるのが印象的だった。一般人の眼を引く大型美麗種から、さりげなく入っている珍品など、ターゲットとする客層は幅広い。
子どもたちが先を急ぐこともあってゆっくりとは見られなかったが、現役学生の活動ぶりを見ることができて良かった。開催は明日まで。
11月3日に久しぶりの奥多摩へ。今回は息子と一緒。目的はセダカコブヤハズカミキリの生息確認で、谷筋の薄い登山道を進み、枯葉つき枯枝を調べていく。
状態が良い枯葉は少なかったが、なんとか生息は確認できた。
その後、谷底から山頂に登って紅葉を楽しむ。盛りはやや過ぎていたが、家の近所にはない景色を見ることができたはず。
土曜日は毎年恒例のイナゴ採り。昼から成田市内のいつもの場所へ。
最初のポイントは昨年よりも劇的に数が減っていた。最も個体数が多かった稲田がハス田に変わっていたこともあるが、畦の草刈りが例年より念入りに行われてイナゴの餌が少ないことの方が影響大きいかもしれない。
採集難易度が例年よりはるかに高いため、子どもたちには途中でオニグルミ拾いをやってもらった。1時間ほどで次の場所へ移動。
第2ポイントに到着した頃には夕闇が迫り、気温も低下。30分くらいを目安に、それぞれ探索開始。
気温の低下によりイナゴの動きも鈍くなり、撮影も容易。
ただ、ここも草刈りが念入りで、いつもいる場所にイナゴの姿はない。子どもたちには思うように探させて、どうやって捕まえているかを観察。
姉は歩きながら飛び跳ねる個体を探し、見つけたら素早く手を伸ばす。ただし、視力低下の影響もあるのか、数年前に3桁を軽々採っていた頃の勢いは消えていた。
妹も、同じように見つけたら素早く手を伸ばす。今年は自力でかなり捕まえられるようになった。
息子は自分で考えてポイントを探すタイプ。ずっと参加していることもあり、どういう場所に集中するかわかっているようだ。
採り方も他の2人とは違い、手をゆっくり伸ばす。それでも、行動を読まれているイナゴは逃げられない。来年は父を超えるかも。
翌日、糞出ししたイナゴを調理。今年は生きたまま鍋に入れるところに子どもたちも立ち会ってもらった。命が消える瞬間をその眼で見ておくことは大事。
今年の作り方
1.下茹で
2.茹で汁を捨てる
3.水と料理酒を加えて煮る(水気が完全になくなるまで)
4.砂糖を加えて全体にからめる
5.醤油を加える
6.水気がなくなったら再び砂糖を加えて全体にからめる