東京昆虫館のブログ

日々の昆虫関係の出来事を綴っています

飼育容器リセット

2022年11月24日
ヤマトオサムシダマシを室内飼育する際に問題となるのが、コナダニ。いつの間にか飼育容器に侵入して、米ぬかを餌に大繁殖してしまう。そして、個体密度が高くなると新天地を求めて飼育容器の周辺を無数の個体が徘徊することになる。
飼育開始から20日ほど経ってコナダニが目立ち始めたので、ここで飼育容器をリセット。

コナダニの繁殖場所となる餌皿(米ぬか入り)と水分補給皿(濡らしたティッシュペーパー入り)は廃棄。新しい容器に新しい土を入れ、餌皿、水分補給皿、隠れ家も新しいものに交換。コナダニの繁殖拠点となる餌皿と水分補給皿は時々新品に交換していく。これで春まではリセットせずに済むことを願うばかり。