東京昆虫館のブログ

日々の昆虫関係の出来事を綴っています

採集ポイントの消滅例:フタオビツヤゴミムシダマシ

先月、成田市内の某スーパーマーケットが昨年夏に閉店していたことに気づいた。(家からちょっと遠いので一度も買い物をしたことがない)

 

ここの駐車場の一角にはコイン精米機が設置されており、利用者は結構いたようだ。糠室には鍵がかかっておらず、精米作業で発生する糠は「ご自由にお持ち帰りください」となっていた。実はここ、私が把握している中では唯一、フタオビツゴミムシダマシがかなり豊富に見られるポイントだった。

この枯草の一角にコイン精米機が設置されていたが、もうその痕跡すらない。お客さんが来なければ維持費だけかかるので、閉店と同時に撤去したか。ここで生まれたフタオビツゴミムシダマシたちは新天地を見つけられたのだろうか。