今年2月の材採集で持ち帰ったアカマツ枯枝から木屑が噴出しており、幼虫の顔を見てみたくて樹皮を剥がしてみた。白いカミキリムシの幼虫の姿を期待していたところ、出てきたのは天敵のひとつであるカッコウムシ科の幼虫だった。
このままでは残っているカミキリムシ幼虫も食われてしまうので、回収して別容器に。せっかくなので飼育してみることにした。
カッコウムシ幼虫がいた場所。カミキリムシ幼虫はすでに材部に穿孔しており、坑道には栓がしてあった。あと数日回収が遅れていたらカッコウムシ幼虫はこの栓をかじって材部に侵入していたに違いない。