産卵が始まってから約4ヵ月。息子とともに、大きく育った幼虫を回収することにした。
作業開始前の状態。まずは竹筒の隠れ家、水分補給用容器を取り除く。
少し掘るだけで幼虫が姿を現す。
時間短縮のため、ふるいで振り分ける。
終齢幼虫が20頭余りいた。ふるいの目をすり抜けるほどの若齢幼虫もいたのはちょっと意外。
成虫と若齢~中齢幼虫は元の容器へ。土はふるいで丹念にふるって細かいものだけにしておいた。これまで見た2か所の屋内生息地ではいずれも土が細かくサラサラしていたことを思い出し、それをなるべく再現。そして、飼育容器は元通り段ボール箱の中へ。明るい場所では落ち着きがないため、体力を無駄に使ってしまうことを避けるのが狙い。
終齢幼虫は別容器へ。蛹化までにはもう少し餌を食べそうだったので、通常の飼育容器としてセッティング。ふるいにかけて細かくした土は少し厚めに入れ、好みの水分状態を選択できるように、1か所だけ給水。
ちなみに、土は園芸用品店で売られているものを使っている。熱をかけて乾燥させてあるので、加湿してもカビや植物が生えてくることはなく、ダニの発生も心配ない。